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久しぶりに、故郷・青森に帰省しました。

今はちょうど「田んぼアート」が見ごろと聞き、
津軽平野の南部にある田舎館村(いなかだてむら)へ車で行ってきました。


田舎館村は、弥生時代中期(およそ2100年前)の
水田跡も発見されている歴史ある稲作の地です。

現在でも、田んぼ1000平方メートルあたりの米の収穫量で日本一をとるほどの、
まさに米作りの村です。


最近では全国から観光客を集めるほどに有名になった「田んぼアート」は、
色の違う稲を使って「稲文字」を描くという
平成5年から毎年おこなわれているイベントです。

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見るだけでなく、「稲作体験ツアー」や「刈取体験ツアー」
というのもあって、春から秋までさまざまに楽しめます。


田んぼアートの今年の絵のテーマは「竹取物語」。

村役場の6階にある田んぼアート用の展望室から眺めると、
「かぐや姫」の一場面が色とりどりの稲で見事に表現されているのを見ることができます。
(立体的に浮き上がって見えるかのようなパースで描かれています)

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自然の植物の色のみを使い、見事な作画技術で表現された
本当に素敵なアートでした。

ちなみに展望室のある村役場の建物は、
かわいらしいお城のデザインで、そちらも必見です。

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▽詳しくはこちら
http://www.vill.inakadate.lg.jp/