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川崎市市民ミュージアムに
「ロシア民族学博物館アイヌ資料展」を観にいきました。

私は、アイヌを含め、北方民族、アジアの少数民族の文化に興味があります。

特に衣服に施されたキルティングや刺繍の文様を見るのが好きです。

アイヌは、子供のころ青森に住んでいた私には身近な存在でした。

修学旅行で資料館なども見学しましたが
子どもの頃は、ちょっと図柄がコワイ衣装だなとも感じていました。

今回、展示している衣服についての説明を読んでみると
襟や袖口、裾に施された刺繍には、魔除けの意味があるのだそうです。

シャープな形や色彩が身を守るという意味だったのでしょうか。

文字のない文化において、自然への感謝の気持ち、祈りを
「文様」によって母から娘へと受け継いでいったんですね。
これはすごいことだとあらためて思いました。

樺太アイヌの弦楽器「トンコリ」も展示されていて
どんな音なのかとても興味がわいたのでCDを買ってきました。

はじめて聞く弦楽器の音色。リズムの感じは森を連想させます。

ぜひライブで聴いてみたい音楽です。

アイヌ