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伊藤若冲の「動植綵絵」を中心に
『花鳥−愛でる心、彩る技 <若冲を中心に>』の展覧会が
宮内庁三の丸尚蔵館で開催されています。

「動植綵絵」全30幅の修理が行われ、
今回の展覧会では,その修理の成果を踏まえて
若冲の描写表現の素晴らしさを紹介するとともに
若冲の時代とその前後の花鳥画の展開の様子を紹介しています。

「動植綵絵」の本物は、やっぱりすごい迫力でした。

鶏や鳳凰の羽根の表現などは、もはや「リアリズム」すら超えていて
じーっと見ていると、目がしばしばしてくるほど細密です。

また、黒色の強さと、白色の華やかさ、そして透明感が
とにかく圧倒的です。