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東京・日本橋の三井記念美術館で開催されている
特別展「美の求道者 安宅英一の眼 − 安宅コレクション」を観に行きました。

「安宅コレクション」は、かつて日本の十大商社の一つであった安宅産業株式会社が、
事業の一環として収集した約1,000点に及ぶ東洋陶磁を中心としたコレクション。
その比類ないコレクションを築きあげたのが安宅栄一(あたか えいいち)氏です。
美術品コレクターとして、また日本のクラシック音楽会のパトロンとして広く知られています。

「安宅コレクション」が東京で公開されるのは、およそ30年ぶりということでしたが、
今回の展覧会では、国宝2点(油滴天目、飛青磁花生)、重要文化財11点を含む、
計126点が展示されています。

青磁の色あいは、深みがあり、とても美しく、
国宝の「油滴天目」は、観ていて吸い込まれそうな感じがしました。

三井記念美術館