フラウト・トラヴェルソ
フラウト・トラヴェルソとは、今日のフルート(モダン・フルート)の
前身となった横笛のことです。
上:モダン・フルート 下:フラウト・トラヴェルソ
フラウト・トラヴェルソが
広く使われていたのは、
バロック後期、17世紀後半から18世紀後半の
約100年間。
私はフルート(モダン・フルート)を
習っているのですが、
先生がフラウト・トラヴェルソの
演奏もされていて
レッスンの時に初めて生で見て聴いて、
その素朴で柔らかい音色に感動。
今年はフルートを習い始めて
7年目となりますが、
フラウト・トラヴェルソは
以前から、やってみたいと思ってはいたものの
指遣いも吹き方も
フルート(モダン・フルート)とは
ちょっと異なる部分があるので、
なかなか踏み切れずにいました。
が、チャレンジしてみることにしました。
楽器は象牙で作られたものを基にして、
樹脂で製作された
バロックピッチのもの。
ピッチは、A=415Hzで
半音くらい低い感じです。
樹脂製のものは、
木製のものに比べると、
ちょっと重いくらいで、
木製のように乾燥で割れる
という心配もないので、
初心者には扱いやすいです。
フランス盛期バロック音楽の作曲家
ボワモルティエの
初心者向け舞曲から始めています。
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ
フランス盛期バロック音楽の作曲家。
器楽曲、カンタータ、オペラ・バレ、声楽曲と
幅広いジャンルを手懸けただけでなく、
庇護者なしで、
新作の創作とその出版のみによって
生計を立てることのできた、
最初のフリーランスの作曲家。
フルートのために
数多くの作品を作曲しただけでなく、
フルート教則本も執筆した。
(以上、ウィキペディアより)